京都市左京区 白川疏水沿いの哲学の道
大学4年生 さくらさん
「哲学の道の端っこ、流れの水がたまる場所です。
左側に見える道は、よくおじいちゃん、おばあちゃんが歩いています。
私は、そこをいつも自転車で通る道です」
酒井先生 「水と桜の相性はいいですよね」
小山館長 「花筏(はないかだ)ですね」
京都市左京区 白川疏水沿いの哲学の道
大学4年生 さくらさん
「哲学の道の端っこ、流れの水がたまる場所です。
左側に見える道は、よくおじいちゃん、おばあちゃんが歩いています。
私は、そこをいつも自転車で通る道です」
酒井先生 「水と桜の相性はいいですよね」
小山館長 「花筏(はないかだ)ですね」
大学4年生 さくらさん
「蹴上インクラインの一番奥まで進んだところにあります。
蹴上のインクラインのところは、写真を撮りたい観光客の方がたくさん人がいますけど、
その喧騒から離れて、静かに桜を観たいなと思って進んだ場所で見つけました」
小山館長 「そこからさらに行った日向大神宮に行ったことありますか?
早朝とか、ちょっと怖い感じがしますが、そこから見える京都の景色は、すごく良いですよ」
大学4年生 はな佳さん
「祇園の白川筋のすごく有名なスポットです。
川の流れる音とさくらの景色が相まって、素敵な場所です。祇園四条の駅から徒歩5分ぐらいです」
小山館長 「このあたりは、さくらの時期も良いですよね」
大学4年生 はな佳さん
「ここは、もともと中学校があった場所で、普通の場所より、早く桜が咲くんです。
向かいにタカギコーヒーさんの本店があり、まるき製パン所さんもあるので、桜をみる前後に一緒に寄るのがおすすめです」
酒井先生 「早く咲く桜の花びらって、ソメイヨシノとは違う濃いピンク色をしていますよね」
小山館長 「桜の周りに何があるかも大事なポイントですね」
大学4年生 花さん
「松尾大社に続くサイクリングロードです。
ここは、観光客の方も少ないし、地元のおじいちゃん、おばあちゃんが歩く普通の道です」
酒井先生 「こういう桜のトンネルになっている場所って、めっちゃ良いよね」
小山館長 「松尾大社にお参りして、そこで水を汲んで、という花見のコースも良いですよね」
大学4年生 花さん
「阪急の上桂駅から徒歩5分ぐらい場所にある、地元では、通常「ぶた公園」っていう場所の桜です。
地元ではみんな「ぶた公園」って呼んでいます。昔、豚の遊具があったからそう呼ばれているみたいです。
ここは、住宅街にある小さな公園に咲いている桜で、地元のこどもたちが遊んでいる普段の風景のなかにあって、それが好きなんです。ござをひいて、お弁当やサンドイッチを広げている人もいます」
小山館長 「こどもたちが遊んでいる風景と桜って良いですよね」
酒井先生
「川端通って、普段ものすごく交通量が多いんですけど、
そこにこのバス停があって、ベンチが置いてあって、その上に、さくらの枝が伸びて広がっているんです。
この京都バスのバス停のえんじ色も良いなと」
小山館長 「川端通は、普段もですけど、桜の時期はものすごく渋滞しますけど、桜が見えるので、
不思議とイライラしないですよね」
小山館長
「なんか、ベタな場所を紹介しているみたいで悔しいな。
ただ、ちょっと説明すると、毎年、同じ木を撮影に行くんですけど、ちょっとこの写真を見比べてみてください。
ほら違うでしょ?その場所の桜を観に行くというより、一本の桜に会いに行くいうつもりで毎年撮影しているです」
さくらさん 「とても素敵でした。同じ桜でも毎年違うんだなぁと」
小山館長
「椿と桜なんですよ。苔と椿と桜のバランスがすごく良いでしょ。
普通桜って、上を見上げるんですけど、ここは、下を見る花見。
椿はこの時期、「はもまつ」みたいなもんですね。日本料理の「はも」と「松茸」みたいな。冬の終わりに落ちる椿の花と春に咲く桜」
酒井先生 「たしかに、ここは穴場かも。さっきの円山公園のベタな場所も良いですけど、ここはまた違いますね」
さくらさん 「行ったことがないので、行ってみたいですね」
小山薫堂さん(放送作家・プロデューサー)と酒井洋輔先生(デザイナー・京都芸術大学教授)、
そして、4年間京都で過ごした学生に、京都の穴場のさくらスポットを紹介してもらいます。