市街地から北山杉の景色を眺めながら車で一時間程、右京区京北町にあるグランピング施設。お勧めはテラスで囲む京都の食材にこだわった炭火BBQ。特に京料理なかむら監修の「白味噌仕立てのチーズフォンデュ」は絶品!焚火を見ながら語らい、部屋のスクリーンで映画を見ながら山本園監修のお茶でくつろぎ、テントサウナと天然の川で整う。もう帰りたくない。
子供の頃から馴染みがあるのか、地方出張からの帰りの新幹線から京都タワーが見えてくると「京都に帰ってきたなぁ」と感じます。
下から見上げるのも良し、ここから真正面に見るのも良し、また夜のタワーは圧巻!年に数回、カラーライトアップの日があります。
比叡山848m。 山登りが好きで徒歩で登ることもありますが、叡山電車から乗り継いで、京都市街が一望できるケーブルとロープウェイを使って気軽に行くこともできます。自分の家はどこかなぁと探しながら数分の空中散歩。叡山ケーブルは高低差日本一のケーブルカーで、春は桜・秋には紅葉、動く車内から迫る景色はさすがの迫力です。
北方向に見える景色、やっぱりここが京都らしいなぁと思います。隔てるものがなく山と空がきれいに見え、マジックアワーの絶景、雪が降ると水墨画のような景色になります。ここを通るたびに「今日は水量多いなぁ流れ速いなぁ、鴨いたで!鷺もいるで!」と何気にこんな会話。いつまでもこの景色が続いてほしいと思います。
こんなに蛍を見たのは生まれて初めてやぁと主人が感動した360°蛍が舞うスポット。見上げても蛍、橋の下にも蛍、真横にも目の前にも蛍。真っ暗な中、黙って蛍を見ている時間もいいもんです。
店構えが気になり何屋さんなのかわからずに入ったのがアマゾンカカオとの出会いでした。焼き菓子メインのお店で厳選された調味料などの食材も置いています。アマゾンカカオを使ったグラノーラ・メレンゲはリピーターです(メレンゲは冬期限定商品)。定期的に沸々と食べたい衝動に駆られる一品。丁寧に作られたお菓子はお客様への手土産としても喜んで頂いています。
30年ほど前から通っている洋食屋さん。以前は出前もやっていて顔を覚えてくれているのか、店へ行くとニコリとしてくれる、そんな居心地のいい空間です。名物ピネライスをはじめ豊富なメニュー、最近加わった「手づくりレトロプリン」は固めにたっぷりのほろ苦カラメル、トッピングは生クリームに缶チェリー。ここでのデザートは外せません。
また、母親の友人が西陣織や清水焼の職人さんがおられ、よく連れて行かれたのも覚えています。結婚をして、自分が職人のそばにいるということが不思議な感じでもあります。
幼いころは考えなかった、京都の伝統工芸を身近に感じ、内外の目線で改めて京都の魅力を感じています。
アクティブな休日を過ごす辻さんならではの、京都の楽しみ方を紹介していただきました。