散歩がてらによく行く場所だね。御所の中にある神社です。(散歩がてら、と言ったけどあんまり普段散歩はしない、興味がある場所に行くスタイルです)
絵馬に描かれている“弁天様と枇杷”の絵は宮氏さんが描いたもので、それが中々良い。家にも飾っています。絵馬やおみくじに興味があった頃があって、神社にいったら必ずおみくじを引いて、面白い良いデザインの絵馬があれば必ず買って帰って家に飾る。今までコレクトした絵馬の中でベストワンの絵馬が白雲神社のものです。絵馬集め、良いですよ。
私がよく行くバーのバーテンダーさんに聞いた場所。とてつもなく、大きな墓なんです。
秀吉さん、さすがやな〜と驚いた。石が大きくて、大きくて、どういう風に積んだのか不思議で仕方がない。道中、紅葉があって石段が長く続いた先に、ドーン!とおっきな墓があるんです。圧巻。人に見せたくて何度か連れて行ったこともある。人が少ないからデートコースにも良いね。みんなあんまり行かない場所だろうな。
芥川龍之介の「芋粥」に登場する場所。平安時代の頃の京都を彼はいつも独特に書いている。京都(都)と福井(敦賀)が舞台で、意気地がなくいつも馬鹿にされている主人公が敦賀に行く話。なんで敦賀に行くのかは、読んでみてください。私が敦賀の出身なんで、興味があって読んだ覚えがあります。神泉苑は、空海が雨乞いをした場所でもあって、私の奥さんも毎月お参りしている。結婚してから45年ほどずっと、朝7時に花を持って出掛けていく妻のいく先を知らないままで最近になってようやく聞いた。実は私ここを覗いたことはあるけど、入ったことはない。けど、おすすめだよ。行きつけのバーのバーテンダーは毎日ここにお参りしに行ってるらしい。不思議な場所だよね。私もそのうち。いつか。
昔とここ50年でだいぶ変わった。河原町がない時代もあったんですよ。この通りは確か明治時代にできた通りで、京都の都の中でも「極」の場所にあたる。昔は、映画館や芝居屋もあって、昔も今も大賑わい。商店街の中にある喫茶店の上なんかに住まいがあって、修学旅行生や観光客も多く集まり、いろんな人がいる。今はないけど“百円寿司”によく行ってた。お腹いっぱいになるからよ〜く行ってたけど、味は覚えてない。若い頃は塊や郡に興味があって、わざとそういった場所を訪れて孤独を感じていたりしていました。
「花政」から歩いて5分ほどのところにあります。ここは何といっても建築と庭、お茶室がすばらしい。ずいぶん昔から、催し事などあったときに花政が出入りをしていたらしい。廣誠院の昔の出入り業者が記された帳簿に「花政」の文字があったと教えてくれました。今でも、陶芸の先生の展示がある時は私が生け込みしに行っている。
廣誠院は薩摩藩の建築家が建てたもの。見学しに訪れる際は予約制、建築関係の学者や学生も多く訪れる、ぜひ見ていただきたい建物ですね。廣誠院の近くには静かな歴史あるスポットがちらほら。街の中にある静かなオアシスです。
大阪の仕事の帰りは四条のイノダへ。最近はタバコが吸えるから三条のイノダに行くけど、実は奥さんと結婚するまでの1年間程、毎日一緒にイノダの本店へ通ってた。作業服や事務服を販売していた会社の事務で働いていた頃、会社からイノダ本店へは徒歩数分。この頃三条店はまだなかった。奥さんとは出勤する前の朝7時に待ち合わせ。朝が苦手でよく寝坊してたなぁ。毎朝待ち合わせをして、奥さんは手紙を毎日毎日書いてきてくれた。確かそのころは、コーヒーランチかスープランチを食べてた。別館で、インコたちの声を聴きながら過ごしていた。1週間に1回ほど、花を生け込みしている花市商店のおじいさんが、花を切るハサミの音も好きだった。あの頃は花屋の店主になるとは思ってなかったな。