京都二条にある美容院。私が大学生の頃から、オーナーの佐津さんに20年近く担当してもらっています。音楽も、置いてある本もインテリアも好き。もう1人のスエヒロさんと繰り広げる、ペダル新聞や、インスタでのコントも面白い。お店は「人」で出来るのだな〜と、いちいち感じます。個性的で自然な空気の流れるここには、私がどこか他の県へ引っ越しても、戻ってきてしまう場所。
フルーツゼリーを初めていただいたのは、AIUEOの雑貨の印刷を依頼している、京都の吉川印刷の藤田さん(藤田さんは、京都中の美味しいお菓子、新しいお菓子を常にチェックしています)が、AIUEOのオフィスに持ってきてくれた時。それ以来、もらって嬉しいお土産ランキング1位です。フルーツゼリーは、果物の外側が丸ごと容器になっています。フタの果汁を搾ってからいただくので、最後の仕上げに参加できるのが楽しい。別付きの生クリームをちょっとだけ上にのせて、贅沢な気持ちになります。クリケットの名前の通りコオロギのロゴは、昆虫なのにかわいい。桜が綺麗な平野神社も近くにあり、お花見に持っていくのもいいなぁ。
くまちゃんの京都散歩で伺った時から、何かとお世話になっている末富さん。京都の風土を醸し出す「季節の移ろい」を表現した生菓子は、見ているだけでうっとり。「夢と楽しさの世界」というコピーにもワクワク。渋い店構えと、和菓子の中に込めた遊び心に京都を感じます。そして何と言っても、青い包装紙。末富ブルーのとっても鮮やかで美しい包み紙に包つまれた和菓子、最高です。一つはお土産に包装紙で包んでもらい、もう一つはすぐ食べるように生菓子を買って、鴨川で食べるのはどうでしょう?
どこにでも結構気軽に行けるサイズの街であること、山が近いこと、が京都の好きなところ。京都から行ける日帰りの低山に、低山部のメンバーと一緒に登山に行きました。山登り!とまではいかなくても、京都一周トレイルがあるので、好きな地点から、ぐるっと京都の周りの自然を歩くことができます。その中でも、北山東部コースに思い出があります。少し雪の日で、バスで大原まで行き、静かに雪の中を歩き(少し滑ったりして)、たどり着いた、鞍馬温泉の露天風呂に。鞍馬温泉から叡山電車に乗って、出町柳まで帰るのは、Homeに帰ってきた感じがするよ。
みんな大好き中華!でもここの中華料理は、お店がかわいい。白くてシンプル。
赤・金のTHE中華料理屋って感じは1つもない、おしゃれな中華料理屋さんと思いきや、変な服を着た店員さんが居た、なんか面白いお店。先日行った際に、2021年からリニューアルした。と張り紙が。初めは「いらっしゃいませ」も言えないお店だったと書いてあり、16年目の再出発のようです。AIUEOも立ち上がり時期や、今年は変化の年でなんとなく、親近感が湧きます。メニューもお茶の種類もたくさんあるので、中華を食べて、みんなでお茶を飲むのがいい。ディナーで集まりたいお店。
このあたりに住んでいたとき、道をまたぐ、赤い鳥居がかわいいなぁといつも思っていました。鳥居のあるところから、神社までは結構遠く、この道の途中は、道路にはみ出た木が生えていたり、夜には鹿がいたり、猿正月飾りのみかんを取っていたりするのを見たことも。京都って山が近いな〜と感じます。昼間の明るい日差しが似合う赤い鳥居、三宅八幡の電車の駅、鳥居の近くの小さい酒屋。程よく、ローカル感があって好きです。三宅八幡の駅で降りて、神社まで散歩に行くのはどうでしょう?
私の描くイラストの画材や紙の90%以上はここから調達しています。画材はもちろんですが、雑貨もある。絵本もある。京都芸術大学の近くで芸大生御用達ですが、近所の子供も大人も楽しめる画材屋さん。BOX&NEEDLESさんの展開があることがお気に入り。ときめく箱たちに出会えます。額もたくさん売っていて、絵を持っていけば気軽に額装してくれます。AIUEOのコーナーもあります。紙を扱うAIUEOとバックスさんで出た”紙の切れ端を量り売りするコーナーでは、1g=1円でその時ある様々な端っこの紙が買えるので、お財布にも環境にも優しいぞ。
AIUEOでお花見をしたり、ピクニック、楽器の演奏を楽しんだりと、春によく訪れる場所。桜も綺麗、川もあり、子供も遊んでいる中に混じって、大人も気持ちよくなれます。公園には様々な人がいて面白いし、少し北の方にあるからか、めちゃくちゃ混んでないところもいい。国際会館の駅からすぐそばです。車で南から行くときは、狐坂という坂を登ります。ちょっとした坂の名前も京都っぽい。
お世話になった京都で、ものづくりしようと立ち上げた“AIUEO Kyoto Project”を通じて、荒川さんが出会ったニッチな場所や京都に住んでいるからこそのお店などを紹介していただきました。