キッチンハウスキャラバンは、平安神宮の真北に位置しており、丸太町通を超えて錦林小学校横の通りを北上していくと左手に見えてくる大衆食堂です。
ここは京大生行きつけのお店で、いつ行っても大勢の学生グループで賑わっています。500円ほどで親子丼が食べられたり、学生が4人以上で行くと全員50円引きにしてくれたり、お金のない学生のことをとことん思ってくれている、安くて美味くて心温まる、そんなお店です。
おすすめメニューはミックスフライ定食。頼んで驚くのは、揚げたハンバーグが入っていること!揚げる発想が秀逸だし、これがなんとも美味しいのです。
大学周りの学生食堂が潰れていく中、キャラバンのありがたみは増すばかり。
SOCOは河原町丸太町の交差点を北上していくと右手に見えてくるキッチン&バーです。入って手前にカウンター席、奥にテーブル席があります。テーブル席周りにはピアノやドラムが並び、いつでもセッションが始められるようにアレンジされています。定期的にマスターの友人や知人がライブ会場として利用しており、つい先日も僕の友人がSOCOの場を借りて単独ライブをしていました。
SOCOの好きなところは、料理が美味しいところ。私が食事のために立ち寄るときには、いつもコロッケカレーを頼みます。セットのサラダも平らげれば、学生でも十分お腹いっぱい大満足です。気さくなマスターや偶然居合わせた人と自然と盛り上がれる場所。そこ(SOCO)に行けば何か見つかる。そんな場所です。
素食カフェRenは外観も内装もおしゃれなベジタリアン料理店です。ビーガンの友達におすすめされて行ったのがきっかけですが、ベジタリアンでない私も大変満足できる逸品揃いで、何度もリピートさせてもらっています。
私のおすすめは豆乳ラーメンとランチプレートです。ここのラーメンは、世間一般の味の濃い料理とは一線を画しており、そのスープは繊細で、飲むときには普段より数段味覚を研ぎ澄ませたくなります。化学調味料を加えていないからでしょうか、食べ終わった後にはお腹も心も満たされ、「ホッ」と一息、心が安らぎます。ランチプレートにはフェイクミートを含む10種類程度の料理が盛り付けられており、ご飯は雑穀と一緒に炊かれています。満足すること間違いなし!
京都の観光地として保津川下りは有名ですが、その会社に同じ川の同じコースを下れるラフティング部門があることはあまり知られていません。
ラフティングとは、8人乗りくらいのゴムボートにお客さんとインストラクターが乗り、インストラクターの指示に従ってボート一丸となって川を下っていくレクリエーションで、最近徐々に知名度が上がってきているようです。
保津川下りと同じコースを下り、渡月橋を潜ってゴールとなります。京都の人でも渡月橋を渡っても、下を潜るというのはなかなかないはずです。これがとても楽しいんです。息を合わせて急流を超えた後の達成感は格別ですし、日常生活ではなかなか味わうことのできない、山に囲まれた谷を下る経験は心安らぎます。嵐山でゴールした後には温泉もついているので、汗を流して次の目的地に向かえるのもgoodですね。
大文字山は、言わずと知れた五山送り火の始まりを告げる山です。麓は銀閣寺や哲学の道、南禅寺などが構えているので、立派な観光地として賑わっているのですが、観光に訪れる方は悲しいことに全然大文字山に登ってくれない…。
大文字山はせいぜい30分くらいで火床と呼ばれる「大」の字が灯される場所まで登ることができるお手軽観光スポットです。火床からは北から南まで京都市全体を一望できますので、他の観光地の展望台よりもずーっと爽快感があります。火床ではお弁当を食べたり、お酒を飲んだりしても良いでしょう。
京大生おすすめの登山時間は早朝か夜です。特に夜は、もの好きな大学生の「大文字ナイトハイク」で賑わいます。
熊野寮とは30年の付き合いであるメキシコ料理屋。
お酒メインなら定番はワカモレチップス。アボカドのペーストとサルサソースをトルティーヤチップスにつけて食べる。
タコライスなどのご飯系もあり、おすすめはおまかせ900円セット。店主の川端さんはマスターと呼ばれて親しまれ、客を「おかえり~」と言って出迎えてくれる。マスターと仲良くなるとメキシコで働いていた頃の話や、メキシコへの深い愛を語ってくれます。
地元出身の店主が営むカフェ。定番はおしゃれな日替わりプレート。そのほかグリーンカレーやパスタなど多国籍なメニュー展開で、しかもどれも結構がっつり量があります。がっつり食べれる系カフェです。店主の須藤さんは2010年に周辺のお店に声をかけて地域のお祭りを始めた発起人の1人でもあります。
居住する学生による自治で運営されており、学生が自主的にオープンなイベントを企画したりしながら、社会に開けた、地域と繋がる学生寮を目指しています。その一環として地域の店主と一緒にお祭りを10年に渡って開催してきました。
2010年、地域の店主の方々から「お祭りをやりたいので場所を貸して欲しい」とお願いされ、寮のグラウンドでお祭りが誕生しました。そして翌年からは寮生が宣伝から会場設営までの雑務を担い、店主の方々と一緒に徐々にお祭りを拡大し、近年では2日間で2000人以上が来場する地域のお祭りとして定着しています。
川端通から近衛通りに入って一番最初の小道を北に上がるんですが、初見ではおそらくその小道をスルーしてしまうと思います。本当に狭い小道です。
太陽の塔グッズが飾られてあったり、隠し階段のようなものもあったり、店主の鈴木さんの趣味が効いてそうなおもしろい内装です。店主もお話好きな人でおもしろい方です。
お肉やハーブを腸詰めにしたサルシッチャはピスタチオ入りやポルチーニ茸入りなどの種類があり、全部試してみたくなります。
サルシッチャに万願寺唐辛子などの野菜をたくさん焼いて添えてくれるメニューがおすすめです。野菜がおいしいので。店主イチオシの生産者から野菜を仕入れているとのこと。
長谷川さんは、大学入学とともに熊野寮に入寮し、寮生が地域店主と共につくるお祭り「くまのまつり」の運営に携わるように。もともとコミュニティデザインに興味があり、学生自治寮という特殊な空間が、人を繋げ、地域を盛り上げフィールドになっていく…その魅力に取り憑かれているそうです。
昔からの寮生行きつけのお店や、さらにそのお店の紹介で知り合ったお店など、熊野寮生に愛されるお店をご紹介いただきました。