京都喫茶のモーニング

京都丸太町「salon de 1904」
120年の歴史を味わう

この喫茶モーニングの記事を書かせていただくことになり、嬉しくて家族に報告してからというもの、、、。母が張り切って、よく京都の喫茶店をLINEで送ってくれます。今回訪れるモーニングは、そんな母が先日教えてくれた、京都府庁旧本館の一室にあるsalon de 1904さんです。

京都府庁旧本館は、明治37年(1904)に建築されたルネサンス洋式の建物です。創建時の姿を止める現役の官公庁建物としては日本最古で、なんと!重要文化財にも指定されています。

外観から美しくどっしりと構えていて、入る前からドキドキと胸が高鳴ります。正面入り口から入ると、大理石の手すりでできた大きな階段があり、その手前を右に曲がるとsalon de 1904さんにたどり着きます。

入ってみると、フワッとタイムスリップしました。ハッキリとした赤色の絨毯に様々なデザインのアンティークの家具がまるでプリンセスのお家。(家具は旧本館で実際に使われていたものだそうです)

奥に2部屋あり、どの席に座ろうかとても迷います。

1番奥の部屋の窓際に素敵な勉強机のような席があったのでそこに座ることにしました。

早速モーニングのツナ卵サンドと、紅茶を頼みました。ポテトチーズのクロックムッシュも名前からしてとっても魅力的でしたが、成人式の前撮り前なのでヘルシーそうなサンドを選びました。

店内がとても広いので店員さんはベルを鳴らして呼びます。ドキドキしながら、リリンリリン♪と鳴らします。私がドレスを着てプリンセスになっている妄想がさらに膨らみます。

ツナ卵サンドが届き机の上に置くと、窓からの木漏れ日によってサンドが神々しいです。

一口ぱくり!晴天の中自転車を漕ぎ、少しほてった体に新鮮なトマトが沁みます。そして、ツナがたっぷり入ってて嬉しい。野菜とツナとパン、最高に合います。朝に食べたいツナサンド。

ゆったりと食べ終わり、窓の外を見つめたり、素敵な照明を眺めたり優雅に過ごします。優雅なモーニングを過ごした後は、館内をお散歩します。現在も情報センターや会議室として使用されていて、扉の向こう側から話し声が聞こえたり、働いているスーツ姿の方がいたり、映画のワンシーンのようでした。

モーニングと建築をうっとりと味わう優雅な朝になりました。ごちそうさまでした☺

 

salon de 1904

喫茶:salon de 1904
住所:〒602-8041 京都府京都市上京区薮之内町1 京都府庁旧本館内
電話番号:075-414-1444
営業時間:8:00-17:00
定休日:日曜日
アクセス:丸太町駅より徒歩8分


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