狂言や新選組で有名な壬生寺、その東側の細い路地に今唯一京都に残る武家屋敷がある。その武家屋敷をうまく利用して、日本では珍しい根付の美術館がある。中に入ると江戸期にタイムスリップしたかのような建物と調度品や庭を背景に夥しい数の根付を観る事ができる。江戸期に栄えた根付であるが、明治以降多くが海外に流失、今むしろ海外でアート作品としてコレクターに人気のようである。当根付館でも古い作品をはじめ、現代作家の作品を数多く収蔵して、年4回時候のテーマで企画・展示を行っている。中でも現代作家の作品は機知に富んだ現代アートとして面白い展開を魅せている。手のひらに乗る小宇宙に次代の可能性を秘めた発見がある。
場所: 〒604-8811 京都府京都市中京区壬生賀陽御所町46-1
電話番号:075-802-7000
営業時間: 10時00分~17時00分
定休日: 月曜日
自分へのご褒美に。大切なひとへも教えたくなる、贈りたくなる。大野木さんおすすめの京都を紹介していただきました。