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京都『日の出うどん』
どこかなつかしい、行列のできるカレーうどん

京都は左京区、北には哲学の道、南には南禅寺や永観堂がある真ん中に日の出うどんはあります。

3代目の大隅さんは、先代の跡を継ぎ、その後30年店主としてお勤めになられました。今は大隅さんの奥様、そして息子さんが4代目としてお店を守っておられます。

日の出うどんの看板メニューといえばお客さんのほとんどが頼まれるという、カレーうどん。人から人へ伝わり、このカレーうどんを求めて、お店には開店前から連日長い行列ができています。ですが、初めからカレーうどんが名物だった訳では無かったと大隅さんは仰います。

「最初カレーうどんは、肉カレーうどん1つだけだった。タクシー運転手さんが多かったから、運転手さんの要望であれ作ってくれ、これ作ってくれてことで、7種類くらいまで増えてったの。お客さんの7割から8割は、カレーうどん頼まはるけどね。」

運転手さんや常連さん達の要望でメニューはどんどん増えていき、現在ではうどんと丼ぶりを合わせても約40種類のメニューがあります。どこか懐かしく、日なたにいる時のようなじんわりとあたたかくて優しい、日の出うどんをぜひ食べてみてください。

日の出うどん

住所:〒606-8446 京都府京都市左京区南禅寺北ノ坊町36
営業時間:11:00~15:30
アクセス:地下鉄東西線「蹴上駅」より徒歩16分
電話番号:075-751-9251


今日のひとくち

京都館の酒井先生より:
最近、ほんと行ってない。なんせ人が並んでいる。鹿ヶ谷エリアは決してアクセス良くないけどみなさん、カレーうどん食べにきはるんですね。
それで僕のようなローカルピープルは、気軽に行けなくなってしまう。ローカルファストパスみたいなもん、作ってくれんやろか。月に2回まで使える、とかでもいいですよ。


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