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京都出町柳『出町ふたば』
行列ができる豆餅、受け継がれるおいしさと想い

出町柳駅を出て河合橋、出町橋を渡ると「出町ふたば」があります。現在は3代目の黒本愛子さんが先代の想いを受け継いでいるそうです。

ふたばの豆餅は多くの観光客や地元の方まで、幅広い層の方達が豆餅を買いにきます。

その人気はすさまじく、ふたばの前には連日行列ができています。

出町ふたばは素材にとてもこだわっておられます。出町ふたばで使用される小豆は、十勝産の小豆を使い、お水は京都の井戸水を使用しておられます。

厳選された小豆を使うことと、京都に昔からあるおいしいお水を使うことが、豆餅をおいしくする決め手だそうです。

そんな豆餅ですが、時代に合わせて常に進化させていくことが大事だそうです。

そのためには、古いものを基盤として大事にする姿勢が、まず必要だとおっしゃられていました。その積み重ねで、今でも、小さい頃からふたばさんに豆餅を買いに来てくれるお客さんも少なくないそうです。

小豆は変わっていっても、味は変えないように伝統を守り続けています。

出町ふたば

住所:〒602-0822 京都府京都市上京区青龍町236
営業時間:8:30~17:30
定休日:火曜・第4水曜(祝日の場合は翌日) *お正月休みは長めです
アクセス:京阪出町柳駅(5番出口)より徒歩7分
電話番号:075-231-1658


今日のひとくち

京都館の酒井先生より:
出町ふたばは、有名すぎて僕の解説は不要だと思います。車でも、自転車でも、よくお店の前を通っていますがいつもどんな時も行列ができており、あのエリアのシンボルです。

京都に住んでる自分としては、気軽に立ち寄って、豆餅が買えたらいいのにと複雑な心境。
でも時々、知り合いなんかが買ってきてくれると「え?あの列に並んだん?」と並んでまで買ってきてくれたんだという感謝が、周囲を包み込みます。

素朴で、気をてらってもいないし、SNSに映えるってこともないですがやはりふたばの豆餅は、ふたばでないと、と思わせる。えらいもんです。


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