くるりの「京都の大学生」に出てくる市バスの206番。京都の大学に進学すると決まってから、この曲をよく聴いていた。あの頃は「自分も大学生になればこうなるもんだ」と思っていた。けど、大学生になった今、まったく違う生活をしている。ただ、206番に乗るところはあの歌の女の子といっしょ。乗る時はいつもこの曲を聴く。あのバスに乗ると、わたしも京都で生活している大学生なんだなぁ、と実感する。京都のバスは、バス停に止まって少し傾く。みんなが乗り降りしやすいように、って話を聞いたことがある。高校生のころ、京都はクールな街だと思っていた。クールなものは、案外あたたかかったりする。京都のあたたかさ、知ってる人どれだけいるかな?
学生ならではの左京区での過ごし方や穴場を紹介していただきました。