出版情報:『時代劇聖地巡礼』
新型コロナ感染症拡大の状況で、なかなか京都にお越しいただくことは簡単ではありません。
そんな今だからこそ、本の中で、「あぁ今度はあそこに行こう」と旅する楽しみを描いていただければ幸いです。
今日は、そんな一冊をご紹介いたします。
読むと、「えっ!あそこだったの」と時代劇もまた観たくなりました。
■『時代劇聖地巡礼』(春日太一)
■書籍の内容(引用:ミシマ社HP)
あの江戸の景色は京都にあり。
時代劇研究家が京都・滋賀のロケ地41カ所を実際に巡り、うなり、歓喜し、記した文と写真。
・「彦根城」は、「江戸城」「赤穂城(忠臣蔵)」「岐阜城(信長のシェフ)」などに変身
・『鬼平犯科帳』のオープニング・タイトルバックは「下鴨神社」
・「妙心寺」は『八丁堀の七人』『壬生義士伝』大河ドラマ『新選組!』などで、武家屋敷や寺町に変化…etc.
本書は、少しでも時代劇をご覧になった方なら「あ、ここ、時代劇で見た場所だ!」と思えるような、京都とその周辺のロケ地の数々を皆さまにご紹介。お馴染みの観光地から、何気なく通り過ぎてきた場所まで、「時代劇のロケ地」という切り口を差し込むだけで、「江戸の景色」に変貌するのです。(序章より抜粋)
現代にいながら時代劇の世界へトリップ!
時代劇ファン垂涎の一冊。
■著者情報(引用:ミシマ社HP)
映画史・時代劇研究家。1977年東京都生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了。映画界を彩った俳優とスタッフたちのインタビューをライフワークにしている。著書に『天才 勝新太郎』(文春新書)、『ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで』(文春文庫)、『すべての道は役者に通ず』(小学館)、『時代劇は死なず! 完全版』(河出文庫)、『時代劇入門』(角川新書)、『大河ドラマの黄金時代』(NHK出版新書)など多数。