京都喫茶のモーニング

京都北大路「花の木」
スターの愛した純喫茶

おはようございます!
夏、とても怠惰なマイマイです。今日こそはモーニングへ!と思い続けて3週間が経ちました。

さすがにヤバい!少しだけ肌寒い秋の始まりの京都の朝、飛び起きたまま原付でブン!と。モーニングを求めて京都の一方通行だらけの道をクネクネ進みます。

確かこの辺に友人と一度ふらっと入って素敵なモーニングの喫茶店があったなぁ~と30分ほど彷徨い、到着しました!そうです!ここです!喫茶花の木!

3年前の思い出がよみがえり、ワクワクです。入りましょう!

ここでやらかし①です。

私は、裏口から入ってしまいました、、花の木を切り盛りするオババ、「いらっしゃい!そっち!?」と。変な空気、、すみません、、、

ですが、店内はとってもとっても素敵です。薄暗く、とてもスローな音楽、可愛い銅細工のテーブルが迎えてくれます。

さあ、お腹がすいた!モーニングメニュー!とワクワクしていたところで、やらかし②です。

花の木さんはコロナ中に、朝、1人で切り盛りしているお母さんが大変だからということで、モーニングメニューを2年弱ストップしているそうです、、

モーニングの取材なのに、モーニングメニューをストップしている喫茶店へ、、、私の情報収集能力の無さが浮き彫りになります。

が、私の腹の虫は泣き止むことはなく、、

通常メニューの中から、食べたいものを選びます。ホットコーヒーとシナモントーストにしました。

ゆったりとした時間、反省タイムを過ごします。

隣の常連オジジは、朝からカレーを迎えています。わかる、朝カレーっていいよね。

そして、フワッフワのシナモントーストと濃いめのホットコーヒーが届きました!ウゥ、、コレを求めていた、、夏の間、怠惰になっていたのはこのゆったりとしたモーニングの時間をサボっていたからですね。

いただきます!!!!

シナモントースト、ホワホワです。持ったらフカフカでプルプルしてる感じ。好きです。シナモンの量もとっても多くて最高です。4切れのシナモントースト。ホワホワを堪能しているうちに気づいたら残り1切れに。寂しい、、このホワホワシナモントーストをずっと心ゆくまで食べていたい、、

最後は濃いめのホットコーヒーをグイッと。フゥ、、怠惰な寝起きに染み渡る、、

こちら、花の木さんは1966年創業。初代店主がフランスで憧れたモダンなカフェを再現しようと創業したのがはじまりです。そして、高倉健さんが足繁く通ったという喫茶店としても有名だそう。カウンターの奥にあるジャンギャバンの特大パネルは、高倉健さんからのプレゼントです。いつも座っていたというテーブルには、高倉健さんの写真が飾られています。

今はお母さんが切り盛りされていて、ランチタイムのみご夫婦で営業されています。とても優しいご夫婦。特別に可愛いマッチをいただきました!

このマッチ、京都の喫茶店ではあまり見ないスタイルをしています。マッチの色といい、開け方といい、とても可愛い。ビジュアルのデザインも凝られています。こちらのマッチ、今はフランスを拠点に世界中で活躍されている画家の黒田アキさんのデザインだそうです。黒田さんも花の木の常連さんだそう。ウッ、、可愛い、、、使うのが勿体無いです。

奥には電話室があったり、床が市松模様だったり、レトロで、落ち着く喫茶店。ご馳走様でした!

花の木

住所:京都市北区小山西花池町32-8
電話番号:075-432-2598
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日・祝日
アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩4分


北大路、北山

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