錦市場、御幸町通り。四寅は今日も店頭に新鮮な野菜達を並べ、京の食文化を支える。
1910年に創業してから、料亭、料理屋への卸をメインに、美味しい!の一言を願い続けるその姿勢は、道ゆく人々の足をとめ、遠くに住む人の購買欲さえ離さない。
四寅の強みは、その嗅覚の鋭さにある。
旬の野菜を揃えるだけでなく、「いまはこれが美味い」をしっかり掴んでいる。四寅の若女将は、農家さんのお手伝いなどもしているみたい。
美味しい食事は幸せへの直通ルートだけど、同時に素材の生まれた土地と人への感謝も忘れたくない。
個人的に、インスタでの若女将のお野菜の使い方、いつも参考にさせていただいてます。にやり。
四寅を見ていると、食事はいいな、お野菜っていいなと、あたりまえのありがとうに気づける。それは四寅が伝える美味しさと、醸し出す空気からわかるのだ。
スーパーもいいけど、今日は四寅で買ったほくほくのお野菜で、冷えた体を温めよう。
津之喜酒舗
錦市場の真ん中、人々で賑わう酒屋